あれやこれや~
あるお寺の住職が語る仏壇の話
公開日:2020/01/05
カテゴリー:仏壇について
ある住職と檀家の家族の話
ある住職がある檀家の家族にこのように質問しました。
住職「皆さんにとって、お仏壇とはどのような存在ですか?」
家族「お墓参りにはなかなかいけませんが、亡き母といつでも会えて話ができる、大切な場所です」
「かなり古びてきていますが、とても大切なものです」
確かにそのお宅のお仏壇はかなりの年代物で、お世辞にも美しいと言える状態ではありませんでした。
住職「こちらのお仏壇は何年前に買ったものですか?」
家族「30年くらい前ですね」
住職「そうですか。見るところ、海外で化学塗料を使って作られたものを地元で購入したんですね。」
家族「どうしてわかるのですか?」
住職「国内の職人が天然漆で作ったものだと、30年でこのような状態になることはまずありません。
時間が経っても輝きは衰えず、メンテナンスさえしっかりしていけば100年以上引き継いでいけるものです。
そこそこの値段のものを3回買い直す、という選択をするのも悪くないですが、
多少高くても世代を超えて本物を引き継ぐという考え方はとてもいいと思います。
次回購入する際は、ぜひ本物を購入することも選択肢に入れられてはいかがですか?
安いから選ぶのか?意味と価値があるから選ぶのか?
お仏壇も一つの商品ですから、値段がついています。
見た目の値段ではなく、そのお仏壇と過ごす時間、家族に引き継がれる思い、まだ見ぬ子孫への愛情・・・
そのように目には見えなくても確かに存在する大きな意味と価値を考えると、
「お仏壇こそ本物を選ぶ」
という人が増えているのも理解できます。
本物を選びたい、という方はどうぞ谷川彰仏壇の本物のお仏壇を一度目にしてみてください。
お問い合わせのある方は、お気軽にこちらからどうぞ。
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お知らせ
谷川彰仏壇では、工房と仏壇を見ていただける見学会を毎月1回行なっています。
2020年1月は下記の日程で行います。
関心のある方はお気軽にお越しください。
(人気の上置き仏壇もご覧いただくことができます)
<日時>
令和2年1月24日金曜日 午前9時から午後5時
<場所>
富山市上二杉216−4 谷川彰仏壇にて
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